ティソ "アクアスポート" ラージケース 1940年代
質実剛健な時計作りで知られ、現在も時計業界のトップランナーの一翼を担うル・ロックルの名門〈ティソ〉。早くから〈オメガ〉と協業していたことからも、高品質で耐久性の高い自社ムーブメントを搭載した腕時計はどこかオメガの腕時計との共通性を感じます。
グレーに近いブラックミラーフィニッシュのギルトダイヤルが、唯一無二の魅力を放つこちらのティソ。下地出しのゴールドレターや、その上に載せられた夜光塗料、さらに珍しいホワイトペイントの時分針およびスモールセコンド針という仕様も、抜群のコンディションによって美しいホワイトが文字盤に映える魅力的な一本。
また何よりこの腕時計の特徴はマグナムモデルとも称される35mmのラージケースですが、この「アクアスポート」というモデルにはほとんど幻と言って良いバリエーションで、まずお目にかかれないレアピースとなります。堅牢な防水構造、そしてアラビア全数字インデックスやニードルハンドと呼ばれる注射器針形の時分針など、ミリタリールックの文字盤デザインも相まってその存在感は際立って大きく感じます。
ムーブメントはティソが誇る三針の名機、CAL.27。質実剛健にして合理的な構造、パーツの作り込みの良さなど、随所に実力派メゾンらしさの光るムーブメントです。「ショックレジスト」と呼ばれる高品質な耐震装置をテンプに装備するほか、ヒゲゼンマイとテンプに独自の合金を使用することで磁気帯びを防ぐというも、ティソが開発した世界初の耐磁技術「アンティマグネティーク」が用いられています。
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