J.W.ベンソン 金無垢 ウォータープルーフケース 1968年
英国屈指の老舗時計ブランド〈J.W.ベンソン〉。かつて時計師としてロンドンに工房を持っていたウォッチメーカーであったJ.W.ベンソンですが、第二次大戦中の爆撃で工場を破壊され、戦後は様々なウォッチメーカーに腕時計の製造を委託することでブランドを継続していました。とはいえそのバリエーションは多彩の一言。複数のウォッチメーカーが絡んでいたことから、文字盤はもとよりムーブメントやケースに至るまで、様々なデザインや機構の腕時計が存在します。
こちらは数少ない金無垢製のスクリューバック式防水ケースを採用した腕時計。そのデザインもさりげなくステップベゼルを配し、金属の塊をくり抜いたような力強い造形美を感じさせます。ドレスウォッチでありながら堅牢なボディを持った高い汎用性も魅力的。
その金無垢ケースに映えるホワイトダイヤルは、ボンベシェイプと呼ばれる隆起したミッドセンチュリーの文字盤スタイルで、なかでも繊細なエンボス成型で仕上げられたアラビア全数字インデックスは目を見張る美しさ。ゴールドで統一された時分針と相まってジュエラーズウォッチならではの上品な世界観を持った一品です。
搭載するムーブメントは、スイスの〈ETA〉社によるCAL.2391。J.W.ベンソンは他のジュエラーと同様、スイス製のムーブメントを仕入れて自社オリジナルの腕時計を製造おり、その供給を主に担っていたのがETAでした。テンプには耐震装置インカブロックを装備し、ケースと同様にタフな作りとなっています。
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