アンティーク腕時計専門店|アドヴィンテージ - advintage -



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 » オーバーホールの必要性(修理料金)



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《使用上の注意》

半世紀も前に作られたアンティークウォッチを着用する際、それらは現代と全く異なる使用環境が想定されていたこと、つまり驚く程のスピードで技術革新が進み、時計の精度のみならず防水性や耐震性が飛躍的に向上した現行品とは異なるケアが必要になる、ということを理解する必要があります。

1. 落下や衝撃に気をつける
固い床や机に直に落としてしまったりぶつけたりすると、外装のみならずムーブメント内部に致命的な破損を生じる危険性が高いため、着脱の際には特に気を付けて下さい。着けたままでのスポーツも当然NG。

2. 磁気に近づけない
腕時計の現代病とも言える「磁気帯び」。携帯電話やPCといった電子機器のほか、バッグのマグネットボタンなど磁気を発するものに密着させると、ムーブメントが磁気を帯びて大幅に精度が狂ってしまうので要注意。かといって神経質になる必要もなく、10cm以上近づけなければほとんど影響はありません。

3. 汗や湿気は時計の天敵
基本的にアンティーク腕時計は非防水とお考え下さい。入浴はもちろん、手洗いの際は外す、汗をかいたら丁寧に水分を拭き取るといったケアが必要です。





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《機械式時計の操作方法》

まず第一に機械式時計の動力は電池ではありません。巻上げられたゼンマイがほどける力が動力源となって、機械仕掛けのムーブメントが駆動します。ゼンマイの巻上げ方は大きく手巻きと自動巻きの2つに分けられます。

手巻きは読んで字のごとく、手動でリューズを回してゼンマイを巻き上げます。巻上げる際は、リューズをつまんだ指を離さずに「時計回りに回す→反時計回りに戻す」を繰り返すのが基本。時計回りに回してすぐにリューズから指を離すと、ゼンマイが戻る力がコハゼと呼ばれるストッパーにぶつかってダメージが蓄積するため、一度反時計回りに指で戻すことで衝撃を緩和する必要があります。

自動巻きは、「オートマティック」もしくは「セルフワインディング」とも呼ばれます。腕に装着した時計が振られることで内部のローターが回転し、それによってゼンマイを巻き上げる機構が備わっています。モデルによってはリューズによる手巻きと併用した方が良い場合もあります。

手巻き時計の場合ゼンマイの巻上げは基本的に1日1回、巻き止まりまで行います。毎日外出前にこれを行っていると、いつしかある種儀式のような、幸せなひとときに感じられることがあります。それが愛着が湧くということかもしれません。





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《オーバーホールの必要性》

時を経て味わいを増した古い腕時計でも、メンテナンスを怠ったり使用方法を間違えなければ、特殊な機種を除いて今後も長く現役で使うことができます。

ただし、機械式時計は定期的なオーバーホールが不可欠。時間の経過とともにオイルの劣化や乾燥、埃や汚れの混入等が避けられないため、分解掃除をして新たにオイルを塗布する必要があります。またその際パーツの劣化がないかチェックし、必要があれば交換をすることで致命的な破損を未然に防ぐことができます。時計にも「車検」があるのです。

当店の腕時計は全てオーバーホールを済ませていますが、ご購入後も3年から5年の間に一度のペースで定期的なオーバーホールをお勧めします。

advintageではアンティーク時計のオーバーホールおよび修理等も承っております。お気軽にご相談下さい。

オーバーホール基本料金(税別)
手巻き……¥15,000〜 自動巻き……¥18,000〜 クロノグラフ……¥30,000〜
※複雑機種や、別途作業もしくはパーツ交換の必要がある場合、追加料金が発生します。







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