とにかくハンサムな腕時計のラインナップで高い人気を誇る名門ブランド〈アルピナ〉。その面目躍如とも言える一本がこちら。ほぼ未使用状態を保ったニューオールドストックです。 1940年代の腕時計としては比較的大ぶりな33mmのラウンドケースは、独特の硬質感を放つオールSS製。サイドにドレープのような曲線を描くステップデザインがユニークで、ティアドロップと呼ばれるファンシーなラグデザインと相まって、極めてドレッシーなスタイル。 翻って文字盤はというと、あえて夜光塗料をふんだんに用いたミリタリーテイストを採用。ペンシル形の時分針は、クラシックなデザインとともに綺麗なコーンフラワーブルーを保ったブルースチール(青焼き)で、製造当時からタイムスリップしたような錯覚すら覚えるような美しいディテールです。 ドレッシーな外見に力強い息づかいをを内包した、確かな存在感。そして素晴らしいコンディションも是非味わっていただきたい、美しい腕時計です。 搭載するムーブメントは、アルピナ謹製CAL.586。質実剛健な時計作りで知られるアルピナならではと言える、肉厚かつ流麗なブリッジとパーツ類は高いメンテナンス性と安定性を実現した名機のひとつです。
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